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アッシュといっしょに365日。 ash365.exblog.jp

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by ash365
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あの日のこと 番外編


あの日から3週間後に
じーやとばーやふたりで
病院へ行った時の話
まだ残っていました。
もう少しだけ、思い出し
思い出し綴ってみます。
この日記書くのに何日も
かかってるもんだから、
(実はすでに7月)
もう書けた他の日記が
たまってしもてます💦


4月1日の話です。
病院に着き、呼ばれる間
ふたりで診察室のベンチに
座ってるとあの日のことが
思い出されてしまい、すでに
もう涙ぐみそうになります。

診察室の中に招かれると
診察台の上に資料があって、
じーやとばーやのために
椅子が用意されていました。
文字通り、腰を据えて
聞かんとあかんようです。

3月9日の夜から3日間の
予定でつけていた心電図。
つけていた17時間分は
検査結果がとれてたようで
報告書を前にして先生の
説明が始まりました。

できれば泣かんように
できるだけ聞きたいけど
どこまでがんばれるやろ。

差し出された報告書には
住所や犬種、名前以外に
「臨床症状」には
「呼吸速迫 心雑音あり」
「心電図所見」には
「洞性頻脈、高度な徐脈」
などと記載されてます。
先生の説明を聞きながら
「コメント」の欄に目をやると
「心疾患による平均心拍数の
上昇がみられます」や
「午後8時30分ごろより
病的な徐脈が発生します」
などと記載されていました。

あの晩と翌朝のアッシュさんの
姿が、頭に鮮明に浮かんできます。
「原因は不明ですが、午後8〜9時を
境に、異常徐脈の数が増え、尚且つ
自律神経機能の低下が始まります」
その下には赤文字で「午前11時では
危険境界の4%を下回る状態です
と記されて終わっていました。

8時前に病院から帰ってきたから、
8〜9時頃いうたらご飯食べさせて
その後、診察でがんばったからて
ご褒美かねて、いつも通りガム
あげた頃や。一所懸命噛んでたのが
心臓に負担やったんやろか・・・
午前11時は家出た頃や。やっぱり
もっと早う連れて来てたら・・・

今更思い出して泣いても仕方ない
ことばかり考えつつ、さらに続きを
聞くと、晩の8〜9時頃にどうやら
血栓が脳に移動してしまい(脳梗塞)
自律神経機能が低下したそうで、
脳から心臓もっと動かせろーて
信号が送れなくなったようです。

この説明を聞きに行った数日後に、
アッシュさん譲ってもらった
ブリーダーさんに送ったメールでは
こういう風にばーや書いてました。

結局弁膜症の弁がさらに
大きく裂けたらしいのと、
血栓が脳にいってしまい
自律神経がうまく作動しなくなり
心臓に指示が出せなくなったこと、
あるいは両方が起きてしまった
のではないかと思われるのが
午後8時半頃だったと
心電図からわかったそうです。
シェルティより小さいサイズの
犬種ではその時点でアウトの
状態でしたが、アッシュの場合
心臓が強かったため
翌日までもったようです。
何十年も心電図のデータ分析を
されている専門家とも、先生は
いろいろ検討討論してくださった
ようですが、こういう状況は
とてもまれなケースだそうです。

今更ですが、と前置きしながら
先生も、もう少し前から弁膜症など
心臓のケアも始めてたら、と。

いえいえこれはばーやも悪いんです。
若い頃から走り回って、シニアに
なってもじーやと遠出して歩いて
鍛えてたっていう自負があったし。
いつかは亡くなるにしろ、まさか
死因が心臓になるて思てなかったし。
他の臓器や足や目や気にする箇所が
他にあそこもここも、て多過ぎたし。
お父さん犬が弁膜症だったから、
そろそろ気をつけないと思たのは
いいけどすでに遅過ぎたんだろうし。
今でも、この部分は先生だけ
攻める気にはなれません・・・
何を言っても、たらればですが(涙)

先生には、アッシュくんのデータ
教訓にするからと言われました。

レアケースやて言われたで。
なんかちょっとかっこいいな。
ほんまに、ようがんばったんやな。
でもな、こうして何ヶ月も
経ってるのに、いまだにばーやを
泣かすのは、どうかと思うで、
アッシュさん・・・

あの日のこと 番外編_c0227245_00111386.jpg

突然行ったので、多分
あわてて用意して
くださったんだろうな。
帰り際に、小さな花束を
いただきました。

待合室には次の患者さんが
数人待っておられたけど
こんな花束持って泣き顔で
診察室から出てきたら事情
察してはるでしょうね。
みなさん、長時間お待たせして
すみませんでした・・・

あの日のこと 番外編_c0227245_00110726.jpg

次の日の夜、久しぶりに
じーやと近所のカフェに
晩ご飯を食べに行きました。

すったもんだの確定申告も
まさかのアッシュさんの
もろもろも無事済んだし、
ここのシンガポールチキン
ライスが食べたかったので
訪れたんだけど・・・

あれ?期待し過ぎたのか
最近の精神面のせいか
以前より美味しくない。

お留守番してる誰かさんも
いないからゆっくりできる
ハズなのに、そんな気分にも
なれず早々に店を出て

あの日のこと 番外編_c0227245_00110986.jpg

よく散歩で歩いた道を
ふたりで静かに帰りました。


Commented by inumochi at 2017-07-09 10:50
私も、あっしゅさんのことはずっと気になって、次男坊の主治医にも尋ねてみたら、弁が突然大きく裂けることが時々あるので、それではないかと言われましたが、脳梗塞も同時に併発していたとは!? どんな最後であっても、後悔のないお別れはありません。それは仕方ないことですが、その時、その時で、一生懸命だったのですから、すべては運命ですよ。涙はなかなか乾きませんが、笑いながらあっしゅさんのことが思い出せる日が、一日も早く来ますように。
Commented by あっしゅのばあや at 2017-07-14 02:30 x
re:inumochiさん

そうですか、わざわざお医者さまに聞いてくださったんですね。
たとえ最善の方法を取っていただいても(そうだと信じたいのですが)
どれほど詳しく説明を求めても、納得し切ることもなければ
悲しみが癒えるわけでもないのですが、聞く、これも飼い主としての
責任かと思っています。もっと言えば、先生以前に飼い主として
ちゃんと責任持って飼い切れただろうか、アッシュに幸せな
一生を送らせてやれただろうか・・・そう、つらつら考えます。
後悔のないお別れはない。おっしゃる通りですね。
4ヶ月経ちましたが、悲しむというより、存在感がますます大きく
なった気がします。アッシュさん、なんか神格化していってるかも?!
本当に、いつもありがとうございます。
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by ash365 | 2017-06-22 01:15 | その後 | Comments(2)